村岡昌憲の釣行記。東京湾のシーバスからその他節操無く色々と。

トップへ戻る area
 
 
Area
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
2001年
2000年
 
Area番号

トップへ戻る >>> Area -村岡昌憲の釣行記->>>釣行記

Area24 - Stage8 〜 数釣る中で見える世界 〜

2006年3月183日 港湾部シーバス

 

今年は春一番から三番までは絶好調の南風が吹いている。

湾奥にもベイトがごっそりと入るはずだが、なかなかその様子を見ることができなかった。ポツポツ取材がてら釣りをしていたぐらいで、本気で湾奥真っ向勝負に挑むのはこの日が初めて。

 

夕方にざっと雨が降ったので、会社で仕事しながら様子を見ていたらつい寝てしまった

起きたら日付が変わる寸前。

慌てて釣り場へ向かう。

車を走らせている間に色々と場所を検討する。

ほんとは下げの明暗部をやりたかったのだが、もう潮は干潮。

運河の橋周りは小康状態だろう。

沖に面したエリアもダメそうなので、運河筋の台船周りをチェックすることにした。

ポイントは暗く、看板のネオンが水面をうっすらと照らしている場所。

 

ポイントはずいぶんと潮が引いている。

風もすっかり止んで、水面が鏡のようだ。

台船と台船の間にヤルキスティックをキャストして、ロッドを立てて引いてくる。

 

 

今日は二桁釣って帰ると決めていた。

そこで一つの場所を少しでも荒らさずに、一尾一尾を大事に獲っていく心づもり。

キャスト距離を短くして足下の魚をしっかりと獲っていく。

 

しかし、干潮周りはなかなか厳しい。

魚がたまに反転した様子を水面にモヤモヤで教えてくれるくらいで、

バイトが取れない。

そこでヤルキスティックをボトムまで沈めて、デッドスローでリトリーブする。

秋にレアフォースでやる水面直下の釣り、あのデッドスローをミドルレンジでやる。

夏に強いパターンだが、ヤルキスティックの真骨頂である。

台船の下では反応が出なかったが、運河のミオ筋でバイトが出た。

流れの速い流心に魚がいるのだろうか。

ひたすら遠投してボトムを獲って、デッドスローという感じでやっていると、ようやくバイト



まずは小さかったが嬉しい一本。 今テストしている風神Zイブランは68のレングス。

 

ロッドが68なので、飛距離が出せない。

ネオンナイトに変えに行こうかと思案しながら二尾目を狙っていく。

 

 

 

5分に1発くらいバイトが出る。

ボトムからゆらっとわき上がるエビに見えるのだろうか。

ボトムからヤルキスティックが離れて上に向かって泳ぎ始めた瞬間、バイトが出る。

引ったくっていくようなバイトではなく、アミを食べるような吸引バイト。

そこを普段よりやや速め強めでアワセを入れる。

ちょうど60くらいありました。

 

 

この後反応が無くなったので、対岸のカケアガリをイメージしてヨレヨレをフルキャストして同じ事やっていたら一発出た。

 

 

 

 

やがて潮が上げ始めてきた。

しつこくボトムを探っていると、強烈なバイトが。

ロッドをめいっぱい絞り込むファイト。しかし、意識が集中しているのはロッドのしなりとバランス、ガイドの位置等々。なかなかいい竿だが、バッドが堅すぎてベリーから来る反発力の抜けがスムースでない。


あげてみたらすごく大きく、70くらいありました

 

 

その後、立て続けに同じパターンでもう一本。


ちなみにこのカラーネームもイブランと言います。 Evening Rendezvous。Z-Rayのオリジナルカラー。バチ抜けシーズンはほんと最強だった。今も手に入ればなぁ。

 

あまりの景気よさに、近くにいたアングラーが寄ってきて、パターンを聞いてきたので、素直に教えてあげる。ヤルキスティックはもってないだろうけど、ヨレヨレとかワンダーとかでできるかもよって。

しかし、伝え方が悪かったのか、バイブレーションをキャストした。

そしてボトムを取って、そのまま根がかり。

思わず笑った(ごめんね)

 

 

で、こういう風にやるんだよって感じで、ヤルキスティックを封印して

ヨレヨレで攻め続ける。昨年まではこれでやっていたんである。

しかし、一度新しい武器を手にしてしまうと、非常にしんどい。

 


とはいえ、なんとか2本。

 

 

 

気付いたら、だいぶ潮が上げてきて、台船にも潮が当たっている。

その台船際をガツガツと攻めていく。

 

 

以上。満足して帰る。

 

使用タックル
ロッド アピア イブラン
リール ダイワ セルテート2500Rカスタム
ライン 東レ シーバスPE
プラグ

ヤルキスティック
ヨレヨレ〜
X-80SW
メテオストライク

 

 



 

©Copyright 1997-2006 Tokyo-Seabass-Net.All Rights Reserved.