東京湾の湾岸シーバスに真っ向勝負

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Area5 - Stage24 〜 春はこれから?それとも?

2007年4月20〜21日 港湾部シーバス

 

 

先週はずっと出張。大阪、宮崎に広島と動いたが、誰にも会えず。

週末に帰ってきて、ようやく出撃機会。

 

いい加減、春のうわずった釣りも始まっているだろうと思って、

満潮直後の運河筋に行く。

昼からの強い風で湾奥全体に濁りが入っている潮。

 

来週はいよいよGW。

そろそろ、始まっても良いんじゃないかと思いながら、ヤルキバチからスタート。

風当たりの台船際に通していく。

 

潮は下げているはずだが、風が作る流れの方が強いようだ。

台船からヤルキバチが離れていくので、台船の反対側に移動。

 

1投目にバイトがあるが、乗せられず。

2投目に同じコースで通してヒット。

サイズは50センチ級。

 

なんか変な違和感。

バチ抜けパターンのレンジとスピードでヒットはしたが、バイトの仕方が例年と違う。

その前のバイトといい、ついばむようなバイト。

アミの残像を引きずりながら、バチ抜けパターンに移行しているのだろうか。

 

 

隣の障害物に移動して、3投目のピックアップにまたバイト。

が、これもGW明けにボラが追いついてバイトしたようなバイト。

???

 

もしかしてと思い、スノーピークの水温計をスナップに付けてキャスト。

水面をデッドスローで引いてから、見ると18度。

もしかして水温が20度を超えているのではないかと思ったが、18度なら例年より、多少暖かい程度だ。

しかし、今年は暖冬の影響で水温がしっかりと下がらないまま、上昇期を迎えてしまっている。

もしかしたら、東京湾奥は開幕待ちなのではなく、すでに春シーズン真っ盛りで、バチ抜けパターンをすでに終えて、アミ、小魚パターンへ移行しつつあるのだろうか。

そんなことも考えつつも、バチ抜けパターンで押し通す。

 

数投した後で、やはりアミパターンのようにハフッと来たバイトをイブランで掛ける。

60センチちょい越え。川の魚が差してきているようだ。

 

 

リリースしてまた台船。

 

足下にボラがいたので、注意深く観察してみる。

スズキの動きからシーズンを推測することは釣ってみないと何とも言えない事が多いのだが、ボラの動きを見ると、たいてい海の中の季節が解る。

そのボラの動きは明らかに梅雨時の動きである。

 

これでヤルキバチを追うと、それは確信となる。

水面へ落としてそっと8の字を書く。

ボラはヤルキバチを見て、予想通り、追った。

 

んーやはり。

 

となると、今シーズンはパッとしない春になるかもしれない。

そんなことを考えていたら、ボラの急加速に気付かず、ヒット!(泣)

80センチ近いボラと5分ほど壮絶な格闘。

 

 

 

気を取り直して、キャストする。

水面に着水するまでに、サミングをしっかりと掛けてラインスラックを取っておく。

着水したら、すぐさまデッドスローでリトリーブ。

水面直下20cm。

そのレンジでじっと誘うとヒット。

 

 

 

最後、水門回りを攻める。

距離が必要だったので、テスト中のダーターをキャスト。

そこで1本。

 

 

魚の動きは初めて経験する動き。

過去の経験から答えを出していくか、それとも新しい挑戦から答えを見つけるか。

今週は東京にいるので、少し攻め込んでみようと思いながら終了。

 

 

最後に

ヤルキスティックのカラーについて説明。

バチ抜け時の攻略パターンに限っての話だけど、

 

真っ暗なところ(海面が黒色) なら  イブランのどれか

やや明るいところ(街灯りや橋回り) ならホワイトテールかアグフラ

 

がセレクトの大基本。

今日のポイントはイブランにだけバイトが集中。

アグフラとホワイトテールはバイト出なかったのだ。

 

 

使用タックル
ロッド アピア 風神ゼータ イブラン610
リール ダイワ イグジスト2508
ライン 東レ シーバスPE  F-ZERO 1号
プラグ 邪道   ヤルキスティック & ヤルキバチ

 

 

 

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