村岡昌憲の釣行記。東京湾のシーバスからその他節操無く色々と。

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Area3 - Stage11 〜 スーサンとランカー 〜

2008年10月12〜16日 港湾部・旧江戸川 シーバス

 

 

10月に入った途端に風邪をひいた。

半期達成の緊張が解けたというのが建前。本音はわからない。

その風邪が治りかけると釣りに行き、またこじれるという繰り返し。

が、前に書いたとおり、秋のために生きている。

そうだと気付けば、払うべき犠牲は払ってでもやるべきなんだろう。

 

 

 

取材で80upを2本。11月発売のソルストにて。

 

 

東京湾奥を離れれば、80upは意外と手堅く出る。

出れば80センチという釣りが成立する。

 

 

決して簡単な釣りではない。が、抑えるところを抑えれば魚が出るのは地方である。

東京湾奥は抑えても出ない。抑えた上で何かを外さないと魚が出ない。

そんなことを考えている。

どっちが簡単とかではそういうんではなくね。

 

 

帰った次の日はボートシーバス。withの高見さんの船の世話になった。

熱がピークでフラフラだったので、考えなくていい釣りをさせてもらった。

楽しくて楽な釣り。それが一番かも。

 

 

 

 

次の日は陸っぱり。

 

次期スーサンの最終テスト。

今度のスーサンは丈夫になった。ようやく普通の強度を手にして、最後の調整。

しかし、そこから難航していた。

たった7センチしかないプラグであるからして、ほんの0.1mmの何かで動きが変わる。

そこにこだわると書けば、耳障りのいい言葉になるが、現実はそうではない。

ほんの0.1mmで全てがダメになる世界であった。

 

せめてまともに動きますように。

 

そんな思いで必死にやっていて、奇跡が起きた。(正直言っちゃえ(笑))

 

ニュースーサン。もはや驚きである。

前回のプロトモデルよりすごいいい動きをするのである。

しかも、完全量産成形でだ。

 

ここで言う、すごいいい動きとは、超タイトピッチローリングアクションである、。

それに磨きが掛かり、絶妙な不安定感の中で素晴らしいアクションをする。

 

その動きを生かしたカラーである、レッドビアー。

持ってる人はわかるでしょう。レッドビアーはカラーが良いんではない。

スーサンの動きにこのカラーリングが抜群に合うのである。

 

魚がいるところに行けばテクニックはいらない。

 

 

 

ひたすら、ひたすら、スーサンで釣りまくった。

 

 

ようやく一人前だよ。

 

初回分は全て問屋を出てしまっていて、あとはお店の在庫にあるだけなんだけど、来年2月頃に3回目の分がどどっと出る。

レッドビアーで確信が付いたので、同じコンセプトの新色も考えてみよう。

 

 

 

一通り、撃って反応が無くなったので、帰り道はAXAで撃ち返していく。

スーサンで相当場を荒らしたので、超デッドスロー。

AXAは泳いでいないのかもしれない。

だけど、魚は釣れてくる。

 

 

 

 

次の日は旧江戸でウェーディング。体調が悪いので、一度家で寝て、干潮から入る。

下げで人気のポイント。でも上げも少し動けば釣れるとこ。

 

 

 

 

しょっぱな、サルディナのデカイので1本。60ぐらい。

 

 

 

上げの流れが対岸に当たって、折り返してくる場所。

その流れの筋の中に色々なルアーを撃ち込み続ける。

 

コモモカウンターで2本建て続けにバラす。

そこからイナッコが少しざわつく感じ。

 

きっといる。

そういう確信の中、ブーツがランカーを連れてきた。

 

残念ながら90センチには届かず。

秋もいよいよ。

 

 

使用タックル
ロッド アピア 風神ゼータ91ML ナイトホーク
リール ダイワ イグジスト3012
ライン 東レ シーバスPE F-ZERO 1号
プラグ 邪道 スーサン
AXA
原工房 ブーツ120
ゴミ プラスチックのザル

 

 



 

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