村岡昌憲の釣行記。東京湾のシーバスからその他節操無く色々と。

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Area2 - Stage25 〜 早春ベイトStyle 〜

2007年1月31日 荒川

 

 

誰にも言ってなかったが、昨日は旧江戸川でほげった。

入りたかったポイントに先行者がいたのと、先行者とその仲間がルアー探しか何かわからないけど、あちこち照らしながら水の中をウロウロしていたんで、魚が出せなかった。

 

旧江戸の水もすごく良かったのだが、何となく下降線の気がして、荒川に来てみた。

まだ水色は白濁りだ。この白く濁っているうちは水が冷たいのである。

 

が、スズキは帰ってきている。

ブレイクの上にアミがかなりの数たまっていた。

このアミを狙ってコノシロやサッパが川に入るのが、毎年2月頃。

 

 

時間は19時。ガンガン下げている時間だ。

今回は中土手側から流れの緩いブレイクを狙っていく。

 

 

アミは一応泳いでいるのだけど、遊泳力が小さいので、川の中では流されるまま流されていく。しかし、比較的ブレイクの上に集まることで、なんとか流されないようにしている。

そのブレイクでアミを追っているのが、スズキであり、ベイトにもなるサッパやコノシロである。

スズキも体力回復期にあり、激しくベイトを追うことはほとんど無い。

明暗部などではアミに固執し、他のプラグに全く反応しないスズキが非常に高確率で見られるが、ブレイクに付くスズキは比較的多くのプラグに反応してくる。

そういう訳で今回はブレイク狙いである。

パターンはデッドスローのみ。

アミと思って喰うのか、ベイトだと思って喰うのかはわからない。

が、デッドスローでブレイクに絡めていった時が一番反応が良い。

が、ブレイクの下ではダメで、ブレイクの下に尾びれを付けているスズキの少し上を狙ってプラグを通していかなくてはいけないと考えている。

 

最初のポイント。

 

ハチマルをセットしてブレイク上を通すようにキャストしていく。

比較的変化のあるボトムに魚が付いていれば、すぐに喰う。

流れにクロスで撃って、泳がせるのは流れ任せ。自分はラインスラッグを取るのと、ハチマルのリップがボトムにコンタクトした時に根がからないようにティップでボトムをはじいていくことに集中する。

 

 

10分ほど攻めていると、ブレイクのまさに真上でコンとショートバイト。

その前に何度か、コイに触れたが今回のはスズキだ。

数歩、上流側にポジションを変えて再度同じコースを撃つ。

 

ややU字をきつく、ブレイクの上に差し掛けていくと、またコンとバイト。

ネオンナイトの鬼掛けティップに任せるようにそっと聞き合わせると、首を振る感触。

なかなかのサイズ。

慎重に寄せてランディング。

 


今年も健在、ハチマル様! ハチマル神社でも作りたいなぁ。

 

 

リリースして、次を狙う。

200mほど下流まで来たので、一度上まで戻って、最初からまた撃ち直す。

 

 

ハチマルは見せたので、今度はLalaでやってみる。

ララは水温が低いと動きが重い。

あまり動かないので、アミパターンの時はいいだろうが、春はどうなるかわからない。

セッティングで苦しんだので、もしかしたら次回ロットでセッティングが変わるかもしれない。

 

今回のセッティングだと、港湾部ではちょっときついかもしれないけど、河川では抜群なアクションにした。

動かないと思う人も多いだろうけど、実はこれぐらいがいいんだよ、と。

 

100mほど下流に撃ち下ったところでバイト。

しっかりアワセて50cm級をランディング。

 

 

 

その後、また200m撃ち下ったが、魚はそれ以上反応無し。

場所を少し変える。

今日の日中はとにかく忙しくて昼飯も食べられなかったので、お腹がぺこぺこである。

メガマックでも食べようとマックへ行ってみたが、売り切れなんだそうで。

普段マックは食べないのだけど、メガマックだけは食べてみたいと思った。

同じ人が多いんだろうね。

 

 

 

ということで、フィレオフィッシュとチーズバーガーを胃の中に放り込んで、再度挑戦。

次も運河の内側、ブレイク狙い。荒川ではないんだけど、水は荒川の水。

 

 

もう21時を過ぎて、潮止まり寸前。

潮はほとんど流れているのかわからない感じ。

灯りが照らされているエリアに入る。

 

 

常夜灯の真下の護岸沿いの明暗。アミがびっしりと付いていた。

その境目にヤルキスティックを撃ち込んでいく。

いったん沈めて、1.5mラインを激デッドで引いてくる。

1.5mラインがヤルキスティックを目で確認できるギリギリの深さだ。

アクションはほとんど必要ない。完全なアミパターンなので、必要なのはレンジとそこで余計なことをせずに漂うことである。

10分ほど進んだところで、ぼんやりと見えるヤルキスティックを銀色の稲妻が引ったくっていく。

ネオンナイト任せでランディングしたのは、50センチ前後。

ぴっかぴかの川スズキである。港湾なんだけど、荒川と言いたいのはこの魚がいるからである。

 


ちなみにXSフック8番使ってます。アミパターンはXSフック強し。お試しあれ。

 

 

 

さらに10分ほど進んでいったところで、2本立て続けにバラす。

引きが強い。産卵後とは思えないパワーだ。

 

5分ほどまた前に行く。

ヤルキスティックを沈めてから、ゆらゆらと水面に向かって泳いでいくようにリトリーブしていたところで、ガツッとバイト。

 

アワせると猛烈に突っ込んでいく。

結構なサイズか?

 

慎重に寄せながら、ランディングするための足場に誘導していく。

 

 

 

60後半かな?

 

 

 

 

今年は暖冬だったせいで、魚の戻りが速いようである。

水温はやや高いが、まだ冬。

だけど、スズキはもう早春のパターンになってきた。

 

 

 

 

使用タックル
ロッド アピア 風神ゼータ83L ネオンナイト
リール ダイワ セルテート3000
ライン 東レ シーバスPE 1号
プラグ メガバスX-80SW
アロウズララ
邪道 ヤルキスティック
ゴミ ペットボトル・アスリート(なぜか普通に落ちていた

 

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